依存症啓発研修会を受けました。

7月29日、依存症啓発研修会を受けました。今回はゲーム障害についてでした。
依存について「たのしい活動と不幸になる活動」ということで、説明されていました。
 
依存物によらない楽しい活動はそれによって幸福感が増すので、他のこと(多少嫌なこと)にも頑張る力が出るが、
依存物による活動は、それをやめることによって不幸感が増すので、更に不快になる(頑張る)活動は困難になってくる(続けていくことも、徐々に更に不幸感が増す。止めた方が、結果的には幸福感は上がってくる)。
 それには「ドーパミン」という脳内神経伝達物質に関する働きが変化してしまうことと関わっているとのこと。
 
楽しいはずの活動が、逆に心を苦しめてしまう活動になってしまうんですよね…。
 
 
依存症を防ぐ方法として、
①依存物と距離を置く時間をとる。
②依存物の使えない状況に身を置く。またはそのような行動をする。
③別の集中できることをする。
④規則正しい生活の維持。
 と上げられていました。
 
回復が難しい場合として、入院治療や仲間との語り合いもよく言われています。
私が以前勤務していた病院でもよく、依存症になられた方が入院して回復されていかれたのを見ていました。
皆さん、ほんとに気持ちの良い方々ばかり。
依存物質…。
どんなに良い方々においても、苦しめてしまう…
 
依存物質に苦しめられない生活…自他共に、祈ります。
 
依存症啓発研修会 旭山病院の中山英紀先生、良いお話し有り難うございました。